今から7年ほど前に、親友と女二人旅でグランドキャニオンに行きました。
当時私は30歳で、主人の仕事の関係でアメリカ中西部に住んでおり、主人が他国に出張で家を一ヶ月以上空けていた時に、日本に住んでいる親友がアメリカまで会いにきてくれたのです。
そして、どうせなら、どこかに旅行をしようということになり、選んだ先がラスベガスとアリゾナ州付近の広大な景色を拝める国立公園などです。
アリゾナやユタ付近のラスベガスを拠点にした周りにいくつかある公園の中で、主な目的はグランドキャニオン観光でした。
行ったのは5月初旬です。気候がとてもよく、過ごしやすい季節でした。
サクっと読むための見出し
グランドキャニオンへは途中の景色も楽しめるバスツアーが絶対おすすめ!
ラスベガスまでの飛行機やホテルは自分で予約してとりました。そして、グランドキャニオンへは現地オプショナルツアーを予約していました。
グランドキャニオンへの現地オプショナルツアーはいくつかあり、バスで行く一日観光と空路で行く一日観光です。
私たちはアメリカの広大な自然の中を車で横断することに憧れがあったので、バスで行くツアーに迷うことなく申し込みました。
ツアーの金額は一人あたり2万円前後でした。
私たちが利用した現地ツアー会社では、泊まっているホテルを伝えておくと、当日ホテルまでお迎えが来てくれます。(大体どのツアー会社もそうだと思います)
朝の6~7時くらいにホテルに旅行会社のバスが来ました。ラスベガスは周辺にホテルがたくさんありますので、順番にその日のグランドキャニオンへのツアー客を乗せていきます。
私たち以外は、新婚さんカップルや親娘、年配夫婦などがおりました。全部で10人ちょっとという感じです。ツアーの担当の方が一名、バスの運転とガイドを勤めながら、私たちをグランドキャニオンまで連れていってくれました。
古き良きノスタルジックなアメリカを「ルート66」で体験
グランドキャニオンまでは車で4時間ほどかかるようで、途中、アメリカならではの古きよき街並みを見れるキングマンで、トイレ休憩を挟みました。
また、グランドキャニオン到着までにもルート66付近の町「セリグマン」にて、ノスタルジックな雰囲気のアメリカを満喫しました。
古き良き時代のアメリカならではの町並みは、映画で見る風景と同じです。
そして、このようにアメリカらしいアメ車や、映画の中で出てきそうなお店が立ち並び、自分がここにいることがとても不思議なほどの、ノスタルジックな雰囲気を体験できました。
トイレ休憩で立ち寄っただけだったのですが、映画の中にでてくるような素敵なお店だったので、そこで買い物もしました。^^
お店にはルート66と書かれたグッズがいろいろ並んでおり、当時凍りつくような都市にほぼひきこもって住んでいた私としては、開放的で気温も最高のアリゾナが、とても羨ましく思いました。。。
ルート66の上に立ち、広大な大自然を思う存分満喫できました。
グランドキャニオンまでの道中は、広大なアリゾナの赤い砂漠を横断し、ものすごい、言葉では十分に表現できないほどの絶景でした。
ツアーのスタッフさんもとても軽快なトークで盛り上げてくれていましたし、道中はとても長いものの、まったく飽きることなく、素晴らしい経験となりました。
グランドキャニオンは絶景の一言。一生に一度は見ておく価値がある。
グランドキャニオンにはお昼前後に到着しました。大型のバスも多数来ており、アメリカ国内からのバスツアーも多数来ていました。
そして実際に見たグランドキャニオンですが、もう「絶景」の一言です。
正直、今まで旅行してきた中で一番の絶景であり、これは一生に一度は絶対に見ておくべきものだと思いました。
180度見渡す限り、広大な風景は、一生忘れることができません。
超自然の素晴らしさ、凄さを目の当たりにし、清々しい気持ちにもなりましたし、もの凄いものを見せてもらったという満足感でいっぱいでした。
▲写真では周りに柵がありますが、場所によっては柵が無いところもあるので、観光の際は注意が必要です。
▲写真撮影に最適な絶景ポイント「マーサポイント」で壮大なグランドキャニオンを撮影。
グランドキャニオンに到着したのが昼頃だったということもあり、ツアー先が用意してくれたおにぎり弁当を現地で食べました。
広大なグランドキャニオンの大自然の中で、おにぎりという日本人ならではのランチを食べられるのはよかったです。
私は当時、中西部の非常に寒い都市に住んでいたため、シンプルなおにぎり弁当でもうれしかったですね。日本のお店もない、アメリカのある街に住んでいたので、こういった細かいところで日本の味を久しぶりに思い出しました。
グランドキャニオンのふもとでは、馬や牛などを飼育している風景も見られました。
グランドキャニオンを去ってからは、また広大な砂漠をバックに横断し、このバスツアーを申し込んでよかったと思いました。空からでは一瞬で終わってしまう観光が、バスだと本当に1つ1つ満喫できた感じです。
同じアメリカでも、本当に州やエリアによってまったく雰囲気も違います。
私の住んでいた都市は中核都市であり大自然もいっぱいでそれはそれですばらしいのですが、何しろ冬が長く、マイナス40度の季節を過ごしていたので、特にアリゾナへの憧れや感動は一塩だったと思います。
親友は日本在住者でしたし、この旅の感動は凄いものだったようです。
もちろん私もものすごく感動しましたが、アメリカ在住者でしたので、ある程度アメリカの雰囲気にも慣れていました。ですが、日本からだと本当にさらに別世界の光景でしょうし、一生忘れられない思い出になったと思います。
そして、ツアーバスにてラスベガスに戻ってきたのは、夜の20時過ぎでした。
この時間でも、まだラスベガスは日が沈みきっていません。
ラスベガスでは、このときはモンテカルロというホテルに滞在していました。ですが、ラスベガスには合計で1週間以上は滞在していたので、ホテルは二日ごとに変えています。
今回のバスツアーの感想とまとめ、アドバイスなど
グランドキャニオンにツアーで行くなら、ぜひバスでの砂漠横断の旅を強くお勧めします。
ラスベガスを拠点に途中の観光もいれて、片道約5時間ほどで行けます。ホテルもラスベガスだったら多数ありますし、ホテルのバフェイ(食べ放題)だらけですので、食事にも困りません。
ちなみにグランドキャニオンに行くときは、羽織れるもの1枚のほかに、帽子やサングラスを持っていくといいです。(帽子は風で飛ばされないタイプの物がいいと思います)
最初にも少し書いていますが、私たちが行ったのは5月初旬頃でしたが、現地は朝夕は少し冷えるので、羽織るものが絶対に必要になります。
日中は気温が上がるので、半袖がちょうどよいです。ラスベガスからグランドキャニオンへは朝出発をしたので、一枚パーカーを着ていきましたが、中は半袖を着て、暑ければ脱ぐという形がベストでした。
グランドキャニオンでは日差しが非常に強いですので、サングラスがあると重宝します。羽織ものとサングラス、スニーカーは必須アイテムなので、忘れない様に持って行って下さいね!
