ラスベガスから始まった子連れグランドサークルの旅。今回はモニュメントバレー観光で利用したホテル情報です。
モニュメントバレーに宿泊する際は、大体は有名な2つのホテルに絞られると思います。それはズバリ、「THE VIEW HOTEL(ザ・ビューホテル)」か、「GOULDING’S LODGE(グールディングス ロッジ)」の、この2つのホテルです。
モニュメントバレーのホテルですが、この国立公園内にある「THE VIEW HOTEL(ザ・ビューホテル)」か、公園外ながらもモニュメントバレー全体が望める「GOULDING’S LODGE(グールディングス ロッジ)」の2件で本当に迷いました…。
でも、せっかくなら「より迫力がある景色を部屋から見たい!」ということで、結局は「THE VIEW HOTEL(ザ・ビューホテル)」に決めました!
それでは早速ですが、子ども連れでモニュメントバレー国立公園内にある「THE VIEW HOTEL(ザ・ビューホテル)」に泊まってみた宿泊体験をご紹介したいと思います。
※ビューホテルのすぐ近くにあったので、ついでにグールディングス ロッジのホテル情報も少しご紹介しています。
サクっと読むための見出し
超人気ホテル予約は最低でも半年前からチェックすべし
GOULDING’S LODGE は満室。THE VIEW HOTEL もわずかの空室のみ。
私が実際に予約を行ったのは11月中旬で、宿泊日は3/28~2泊でした。この時点で GOULDING’S LODGE(グールディングス ロッジ)はすにで満室…(汗)
まだ4ヶ月先だと言うのに、THE VIEW HOTEL(ザ・ビューホテル)もわずかに空室があるのみでした。(どれだけ人気なんだよ〜)
今回のホテル予約は、ツアー会社利用ではなかったので、ホテルの公式ホームページから直接予約を行いました。
私は英語のみのサイトでもスムーズに予約ができたのですが、宿泊先ということでちゃんと予約が出来ているか心配という方や、今回はツアーで行きたいと思っている方は、日本のツアー会社を利用して行くのが便利です。
ちなみにですが、自分で予約する場合、こちらのホテルは予約と同時に10%のキャンセル料がかかるので、とりあえず予約をしておくということができないのと、現金払いができないので、クレジットカードが必要です。
この点は予約の際は注意が必要だと思います。
THE VIEW HOTEL の料金・ホテル内部・アメニティ・Wifi環境など
先ほど書いていたように、今回は空室があった THE VIEW HOTEL を予約。部屋はプレミアムバレービューで$381.94(2泊分/税金等込)でした。一泊あたり$200くらいですね。
ホテルの駐車場はビジターセンター前以外に、宿泊者専用の客室棟前にも止めることができるので、荷物の移動など便利でした。
実際に利用した部屋は1階のクイーンベッド2台の部屋だったので、子供2人は添い寝で宿泊をしました。ベッドの広さは十分で、大きめの5歳の子供と一緒に寝ても快適に寝ることができました。
▲大人と子どもが一緒に寝ても全然大丈夫でした!
ホテルのホームページに子供を含む場合は1階に案内される、というようなことも書かれていたので、安全面で子連れは2階以上には案内されないのかもしれません。
部屋にはテレビ、冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーメーカーがありました。コーヒーもいくつか備え付けられていました。バスタオルは子供の人数分も用意されていました。
こんな大自然の中でもフワフワのタオルが用意されているのになぜか、感動してしまいました。
アメニティ類はシャンプー・リンス・ボディーソープくらいで、歯ブラシはありません。なので、歯ブラシ持参は必須ですよ!
ドライヤーは部屋にありました。室内スリッパはないので、日本からビーチサンダルを持参していましたので、お風呂上がりに履いて濡れてもすぐに乾くので、非常に便利でした。
でも冬場で足元の冷えが気になる方は、靴下がそのまま部屋用の靴になる厚めの靴下なんかも持参していくと便利かなと思いました。
バスルームは清潔でバスタブがあり、ゆったりと湯船につかることができました。(←旅行中はコレ結構重要です!旅の疲れが取れます!)
ホテルは新しく快適で、内装もナバホの柄などでインテリアされており、モニュメントバレーの空間を壊さない内装が素敵でした。部屋の壁にはモニュメントバレーの絵や、ナバホの織物が自然から色を取っていることを紹介するようなものが飾られていました。(写真下)
部屋にはバルコニーがあり、椅子とテーブルが備え付けられていました。子供たちはバルコニーが気に入ったようで、食事もバルコニーで食べていました。
▲これは部屋からのバルコニーではありませんが、ホテルにはパティオもありました。写真に写り込んでいる人は写真を撮っています(笑)
ホテルからの3代ビュートは圧巻。朝日鑑賞は言葉を失うほどの凄さ。
部屋からみる景色は、プレミアムビューというだけあり、遮るものが何もない状態で、モニュメントバレーの有名な3つのビュート「ライトミトン・レフトミトン、メリックビュート」を間近で見ることができます。
そして何気に、ホテルの横にも巨大なビュートが迫っていて、こちらも圧巻です。
▲ザ・ビューホテルのすぐ横にある巨大なビュート!
ホテルのベッドに座りながらにして、モニュメントバレーを代表するこの3つのビュートを眺められます。なんて贅沢なんでしょう!
よく目を凝らすと、米粒の様な車がバレードライブを走っている様子が見え、改めて規模の大きさに驚いたりと何時間眺めていても飽きませんでした。
▲よく見ると、車が走っていています…。ホテルから見ると米粒くらいの大きさなのに…。
もう一つの楽しみである「モニュメントバレーの朝日観賞」ですが、これも何と、宿泊した部屋からばっちりと眺めることができました!(やっぱり"プレミアムバレービュー"という名前の部屋だったからでしょうか?!)
▲写真では感動を伝えきれないのが残念。。アメリカはやっぱりデッカイ!!
夜は巨大なビュートの姿が全く見えないくらいに暗闇なのですが、朝日と共に徐々にオレンジ色に染められ、全体像を現わしていくビュートは言葉では表すことができないほど幻想的で、「心が洗われるとはこういうことだなぁ、、」と、思える景色でした。
砂漠地帯なので朝晩冷え込みますが、部屋からであれば子供は寝かしたまま、自分はベッドに座り、温かいコーヒー片手に眺める圧巻の景色は至福のひと時でした。
夕日はビュートとは反対側へ沈むので、駐車場からしか見ることができません。
季節が春先だったので、冷暖房の利用はしませんでしたがやはり乾燥するので、部屋に濡らしたタオルを吊りさげて寝ていました。
こちらのホテルに限らず、特別乾燥した印象は受けませんでしたが、大人は寝る際はマスクをして寝ていました。子供は朝晩冷えるので、毛布生地のスリーパーを着て寝ていました。
砂漠気候で昼と夜の寒暖の差が激しいので、大人でも羽織物や体温調節がしやすい服を持参していくと便利だと思います。
ホテル内のレストラン・カフェ・食べ物に関して
ホテルのレストランにカフェがあり、コーヒーやカフェラテが販売されていました。残念ながらカフェラテを頼んでも、普通のコーヒーにミルクを入れた状態で提供されるので、コーヒーに関しては期待されないほうがよいと思います。
夕刻に訪れたのですが、たくさんの人が食事でほぼ満席に近いように見えました。
レストランからの景色は良く、大きな窓からモニュメントバレーが見えました。
私たちは日本から持って来たカップ麺での夕食と、GOULDING’S LODGE 横で購入したパンを朝食にしました。レンジで温める白米も持って行っていたので、部屋でおにぎりなどをして食べました。
お子さん連れの場合は、近くで子供の好みそうな食事は見当たらなかったので、事前に準備されることをお勧めします。
レストランはこちらのホテル併設のものか、GOULDING’S LODGE にしか見かけませんでした。
というか、この2件のホテル関連施設以外は何もありません。
あと余談ですが、こちらのホテルは特に日本人の方が多いのか、私が訪れた際は出会う人はほとんどが日本人でした。ベランダで日本からかけ離れた景色を見ながらも、上や横から日本語の会話が聞こえる不思議な体験でした。
ホテル付近でも夜は極力運転しない
一度暗くなってからホテルに戻ったのですが、車で走っていてもあまりの暗闇でライトが照らされているところしか見えず、運転をするのが怖い思いをしました。
日本では相当の田舎や山奥まで行かないと、こういった体験をすること自体、難しいと思うのですが、やはりアメリカは違います。土地が広過ぎるので、日本では体験出来ないようなことが沢山あります。
案の定、行く手の道を飼い牛(?)がゆっくりと横断していました。幸い暗闇でかなりスピードを落としていたので、問題ありませんでしたがぶつかっていると車も破損していたのではないかと思います。
こういった具合で、暗闇で自分の車のライトだけで運転するのは、想像する以上に恐怖なので、夜は運転も出来る限り控えた方がよいと思いました。海外で交通事故とかなると相当やっかいだと思うので、十分気を付けましょう。
ホテル内のWifi環境について
ホテルのロビーでのみWi-fiが使えるので、皆さん携帯やタブレット片手にロビーに座っていました。少し回線速度が遅いかな?と思うことはありましたが、特別遅いこともなく使用できました。
現地でのネット状況ですが、少なくともロビーでネットが使えるので、非常に便利でした。
普段からiPhoneを利用しているので、旅先での利用もiPhoneを利用しました。携帯会社のサービス(softbankのアメリカ放題)で追加料金なくアメリカでのネット通信が可能だったので、Wi-fiレンタルなどはしませんでした。あまり現地で電話を使う機会もなかったので、ホテルのWi-fiを使えれば、私の場合は不便なく過ごせました。
ロビーは広く、暖炉や、ナバホ族のインテリアが素敵でした。大きな窓があり開放的で、たくさんのソファやロビー沿いの廊下にもベンチが置かれていたので、部屋以外でもゆったりと過ごせました。
スタッフも皆さん親切でしたが、英語に訛りがあるのか、私のつたないヒアリング能力では相手方の言っていることを理解するのが難しかったです。
GOULDING’S LODGE(グールディングス ロッジ) もチェックしてきた!
今回はより近いほうがいいだろう!と THE VIEW HOTEL を利用しましたが、この地が世界的に有名になるきっかけを作った GOULDING(グールディング)夫妻や、ジョン・ウェイン監督にゆかりのある GOULDING’S LODGE(グールディングス ロッジ) の歴史も魅力的でした。
実際、GOULDING’S LODGE のコインランドリーへ行ったのですが、このホテルのすぐ後ろには巨大なビュートがあり、そびえたっているというよりは、ビュートに張り付いてホテルが建っているといった印象でした。
▲GOULDING’S LODGE(グールディングス ロッジ)もついでにチェックしてきました。(外観だけですけど)
GOULDING’S LODGE のある場所から見える景色は THE VIEW HOTEL の中からみる迫力のある景色とは異なり、モニュメントバレー全体が望める広大な景色は、また異なる魅力で素晴らしかったです。
▲GOULDING’S LODGE(グールディングス ロッジ)からは、モニュメントバレー全体が楽しめる。
ホテル以外にもコンビニの様なお店とコインランドリー、ガソリンスタンドがあり、こちらは宿泊者というよりは、現地の方が主に利用しているようでした。
お店には食料品や日用品が販売しており、お土産はありませんでした。コインランドリーは明るく清潔で、設備も新しく、数も豊富でした。現地の恐らくナバホ族であろう方がたくさん利用されていました。
▲私が利用した GOULDING’S LODGE にあるコインランドリー。アメリカは何でもデッカイ!
一見強面の方が多いのですが、こちらが困っていると親切に教えてくれたので、人は見かけで判断しちゃいかんなぁ…とちょっと反省(笑)。
また、コインランドリー横には簡単なシーソーとブランコがあり、見上げると首が痛くなるくらい巨大がビュートのすぐ下でブランコに乗れる、何ともの贅沢な遊び場がありました。
▲久しぶりの遊具で、洗濯中の1時間ほど子供たちは楽しそうに遊んでいました。
全体の感想。まとめ
今回「THE VIEW HOTEL(ザ・ビューホテル)」に2泊したのですが、広大で荘厳な大自然の中にありながら、ホテルの外観も内装も大自然の世界観を壊さないながらも、近代的で快適な滞在できる素晴らしいホテルでした。
次回モニュメントバレーを訪れることができれば、今度は「GOULDING’S LODGE(グールディングス ロッジ)」に泊まってみたいと思います。
今回は初めてだったので、とにかく近くに滞在したい!と思っていましたが、実際訪れてみて、THE VIEW HOTEL と GOULDING’S LODGE の間にもビュートがあるので、モニュメントバレーという広大な景色を眺められる GOULDING’S LODGE に滞在してみたいと思いました。